CLUB DEEP DIVE ・ TEMPORADA 2026/27

レアル・ソシエダ
完全ガイド

ソシエダを知らない人でもわかるように。クラブの歴史・監督・チームスタイルから、選手一人ひとりのプレースタイルまで。公式サイト(realsociedad.eus)や最新の試合データを中心にまとめました。

RSO
Real Sociedad de Fútbol
サン・セバスティアン/バスク州 ・ 創設1909年

どんなクラブ?

レアル・ソシエダ・デ・フトボルは、1909年9月7日にスペイン北部バスク州の港町サン・セバスティアンで創設されたクラブ。クラブ名を直訳すると「王立サッカークラブ」。

面白いことに、スペインで単に「レアル(La Real)」と言った場合、レアル・マドリードではなくこのクラブを指すことが多い。愛称は「ラ・レアル」、そしてバスク語で「白と青」を意味する「チュリ・ウルディン(Txuri-urdin)」も広く使われる。

バスク地方をともに本拠地とするアトレティック・クルブとの一戦は「バスク・ダービー」と呼ばれ、地域の誇りを懸けた特別な一戦として知られる。

基本データ

創設
1909年9月7日
本拠地
レアレ・アレナ(アノエタ)
収容人数
約40,000人
愛称
チュリ・ウルディン(白と青)/ラ・レアル
会長
ホキン・アペリバイ
ライバル
アトレティック・クルブ(バスク・ダービー)

クラブ史上の栄光

リーグ優勝は1980-81・1981-82シーズンの2回(当時2連覇を達成)。準優勝も1979-80・1987-88・2002-03シーズンの3回経験している。

コパ・デル・レイ(国王杯)は1909年・1987年・2020年・2026年の計4回優勝。直近では2025-26シーズンに、決勝でアトレティコ・マドリードをPK戦の末に破り、劇的な国王杯制覇を果たした。

下部組織(カンテラ)出身選手を大切にする育成方針でも知られ、ミケル・オヤルサバル、アントワーヌ・グリーズマン、シャビ・アロンソ(現指導者)といった世界的な選手・指導者を輩出している。トップチームは「カンテラ出身60%、外部獲得選手40%」を目安に編成される伝統がある。

監督:ペッレグリーノ・マタラッツォ

ドイツ生まれ、アメリカ出身の指導者。VfBシュトゥットガルトなどブンデスリーガでの指揮経験を持つ。

2025年12月にソシエダの監督に就任。就任早々のチームを率い、2025-26シーズン終盤にコパ・デル・レイ制覇という結果を残した。2026-27シーズンが本格的な1年目のシーズンとなる。

前任のアルグアシル体制から続く「ボールを握って主導権を握る」哲学をベースにしつつ、より運動量と守備強度を重視したチーム作りを進めているとされる。

チームのプレースタイル

① ハイプレス+ポゼッション
前線からの積極的な守備で相手ゴールに近い位置でボールを奪い、そこから素早く攻めるのが伝統的な持ち味。運動量とハードワークを惜しまないのがソシエダらしさ。

② 久保建英を活かした右サイド攻撃
技術と仕掛けに優れる久保が右サイドの起点。単独での打開力に加え、周囲との連携で崩す形も多い。

③ オヤルサバルの得点力
キャプテンでエースのオヤルサバルがゴール前での最後の仕留め役。ポジショニングの良さと冷静な決定力が武器。

④ カンテラ出身選手の存在感
バレネチェア、ズビエルディアら生え抜き選手がチームの土台を支え、クラブのアイデンティティを体現している。

基本フォーメーション:4-4-2

2026年8月21日のベティス戦(第2節)で実際に採用されたのが4-4-2。中盤はフラットな4枚だが、久保は右サイドの高い位置を取り、実質的に前線に近い役割を担っていた。下は実際のスタメン・立ち位置を再現したもの。

試合展開や相手によっては4-2-3-14-3-3にシフトすることもあり、シーズンを通して微調整される見込み。

選手名鑑の見方

2026年8月時点の登録選手をもとに作成。背番号は確認できた選手のみ表示し、未確認の選手は「ー」としています。今夏はカルロス・ソレル(PSG)、ヤンヘル・エレーラ(ジローナ)、喜多壱也(京都サンガ)らが新加入。

GK ゴールキーパー
DF ディフェンダー
MF ミッドフィールダー
FW フォワード